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猫図鑑 この猫種ってどんな性格?歴史や特徴を知りたい!

第2回 ノルウェージャンフォレストキャットについて 
2019年1月

猫の飼育数が増えている中で、特に”大型猫”と呼ばれる体重5kg以上の猫の人気が高まっています。大型猫の魅力は何と言ってもその存在感です。そこにいるだけで風格があり、抱っこした時の重量感は今までの猫の常識を覆すものです。ノルウェージャンフォレストキャットは、そんな大型猫の代表とも言える現在人気急上昇中の猫です。

ノルウェージャンフォレストキャットの歴史 

ノルウェージャンフォレストキャットは日本ではごく最近になって知られるようになってきた、比較的新しい品種です。北欧ではskogkatt(スコウガット)と呼ばれるノルウェージャンフォレストキャットの元となる猫がかなり古くから飼われていましたが、この猫は北欧神話では女神フレイヤのそりを引く猫として登場し、バイキング(海賊)たちからは船のネズミ避けとして大切にされていました。また、農場では納屋を守る猫として飼われることも多かったようです。
1930年代ころからノルウェーのブリーダーたちが国を代表する猫として品種固定しようと活動を始めますが、第二次世界大戦時はそれどころではなくなり、一時は絶滅の危機に瀕していました。戦後、保存活動が再開され、1977年にはヨーロッパのショーキャットとして品種登録が行われました。さらに1979年にはアメリカに渡り、1984年にはアメリカの愛猫協会(TICA: The International Cat Association)によって公認血統種に認定されました。

ノルウェージャンフォレストキャットの体格とサイズ

北欧の厳しい寒さを生き延びてきたため、体格はロング&サブスタンシャルと呼ばれる大き目でがっしりとした骨格と筋肉質のつくりをしています。しっぽは非常に長く、前肢よりも後肢のほうが長い腰高なシルエットです。顔は三角形で鼻筋が通っており、しっかりとしたあごを持っています。 サイズはオスのほうがやや大きく、体重4.5~7㎏、メスは体重3.5~5㎏くらいが標準です。
アメリカ系はやや線が細く、ヨーロッパ系のほうがマッチョな骨格をしています。

ノルウェージャンフォレストキャットの毛色

被毛は、水を弾く厚手で光沢のあるオーバーコートと、寒さから身を守る柔らかいふかふかのアンダーコートの二層からなるダブルコートです。首回りと腿の後ろの飾り毛は特に長くボリュームがあり、ゴージャスな印象を与えます。指の間にも長い毛が生えており、積もった雪に埋まらないようになっています。
 毛色は単色とタビー(縞)、バイカラ―(2色)があり、日本ではブラウンタビー&ホワイトやオレンジタビー&ホワイトなどのバイカラ―が一般的です。単色はブラック、ブルー、ホワイト、タビーはブラウン、シルバー、ブルー、レッド、クリームなどがあります。

ノルウェージャンフォレストキャットの性格

ネズミを捕るための猫だったので運動能力は高く、おもちゃで遊ぶのが大好きです。好奇心が旺盛で、特に高いところに上ることが得意なので、家の中ではよく家具の上などから周りを見渡しています。大型猫らしく、穏やかで落ち着きがあり、人や動物に対しても非常に友好的です。家族に対しては甘えん坊でスキンシップを取りたがるので、毎日ブラッシングなどのグルーミングをしてあげましょう。

ノルウェージャンフォレストキャットの食事

大型猫は成熟するまでに3~5年を要するため、しっかりとした体格を作るためには成長期に十分なタンパク質を摂る必要があります。また、被毛の美しさをキープするためには不飽和脂肪酸(DHA・EPAなど)が含まれているフードがお勧めです。

まとめ

猫は寒さが苦手で、冬はこたつで丸くなるものだと思っていたら、ノルウェージャンフォレストキャットは雪の上でも元気に走り回るようです。太い手足にたてがみのような飾り毛、見た目はまるでヤマネコのようですが、その性格は非常に愛情深く、物静か。そんなギャップがノルウェージャンフォレストキャットの魅力なのでしょうね。