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道具を選んで上手に使おう!

ペットとの生活

ドックトレーナー直伝! しつけのコツ

第9回 道具を選んで上手に使おう!
2011/12
第9回 講師 水野 和子先生
森山先生
水野和子(みずのかずこ)
■ドッグライフカウンセラー
Paw house (ドッグライフコンサルタント)
CPDT-KA:Certified Professional Dog Trainer – Knowledge Assessed
JAPDT:NPO法人日本ペットドッグトレーナーズ協会 事業企画実行委員
K9ゲーム推進プロジェクト:副理事
愛玩動物飼養管理士 1級
道具は選んで上手に使おう! 道具は選ばないと損になる!?

ショップに行くとたくさんの犬に関係する道具がありますが、上手に選んで効果的に使えていますか?

道具選びと正しい使い方ができないと、トレーニングにも影響してしまいます。 せっかく、選ぶ道具ですから、飼い主さんと犬にあう物を選び、正しく効果的に使いましょう。そこで今回は、たくさんの道具の中で、ここではお散歩の必需品、カラー(首輪)とハーネス(胴輪)についてご紹介します。

A~Dは、トレーニングの際に使われるものですが、ショップやネットなどでも普通に買えるものばかりです。

A : チョークチェーン
B : ハーフチェックカラー(布&チェーン)
C : ハーフチェックカラー(布製)
D : ひっぱり防止ハーネス

この他にもヘッドカラーなどがありますが、それぞれ、使い方が違いますし、効果も違います。普通のカラーやハーネスもありますね。
何を目的にするかによって、道具選びは変わりますし、道具によっては、使い方を飼い 主さんが習得しなければ、使うことすら難しいものもあります。

道具は道具でしかありませんから、正しく使うことで初めて効果を発揮します。 道具がトレーニングをしてくれるわけではなく、あくまで、トレーニングを効果的に進めるためにサポートをしてくれるものです。道具がなければ出来ないというのではなく、道具がなくてもトレーニングした状態が保てることが、道具を上手く使いこなしたことになります。

道具を買う前に、ぜひ、道具について調べてみましょう!
最近では、簡単に手に入るようになってきた犬用の道具ですが、中には、専門家にきちんとした使い方を習わなければ、危険なものもあります。 せっかく犬のために購入するわけですから、ご自身が効果的に使えるものを選ぶほうが よくありませんか?

同じハーネスでもタイプが違うと・・・

一般的なハーネスではトレーニング難しいと言われていますが、本当でしょうか?

ある意味、正しく、ある意味、間違い。どんなものでも使い方次第ではあります。 お散歩で一番多い困った行動に【引っ張る】ことがありますが、それを例にとってみましょう。

下の写真はどちらも引っ張り防止用のハーネスではありませんが、ずいぶん形が違うと 思いませんか?

ハーネスをつけた犬

特に矢印の部分を見てください。 Eはリードが付いている部分が犬の体の真ん中あたりまで来ていますね。 Fは前足の真上あたりでしょうか。

これだけでも犬にとって引っ張りやすさが変わります。 前足が自由になっているEは引っ張りやすく、前足を肩からコントロールできる位置に リードが付いているFは引っ張りにくくなります。 それは、犬の姿勢からもおわかりいただけるでしょう。 Eは体重が前足にかかっていますが、Fでは前後の足にバランスよく体重が乗っています。 歩く時もこのように4足にバランスよく体重が乗るだけで、引っ張るという行動は出にくくなります。

もうひとつ重要なことは、リードの使い方です。Eは前に行かせないようにしようとして、かなり斜めに引っ張っていますが、Fはリードがほぼ真上にあります。 すべての動物にある反射の行動を利用しています。力の加わった方向と正反対の方向に 同じ力をかけようとするものです。 この反応に置き換えるとEは前に力が加わり、Fは下に力が加わることになります。 専用の道具でなくても、使い方次第でトレーニングの効果を得ることはできます。 ひとつにこだわらず、便利なものは便利に使えるようにするのも一つの手です。 道具はあくまで道具。 お手持ちの道具を見直してみたり、違う道具を探してみたりして、トレーニングに効果的に使ってみてください。

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