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人の左につく「ヒール」と、右につく「サイド」を教えよう

ペットとの生活

ドックトレーナー直伝! しつけのコツ

第31回 「人の左につく「ヒール」と、右につく「サイド」を教えよう」
2013/10
第31回 講師 鈴木 拓真先生
鈴木 拓真先生
鈴木 拓真(すずき たくま)
犬のしつけ方教室スタディ・ドッグ・スクール®(麻布大学との共同事業)
神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71 麻布大学内 TEL:(042)-712-9148
■ドッグトレーナー
麻布大学 獣医学部 動物応用科 卒業
JAPDT:NPO法人日本ペットドッグトレーナーズ協会 所属

ワンちゃんとお散歩をしていると、歩道によって飼い主さんの左や右についてもらいたいことがあります。そこで今回は、安全にお散歩に行けるように、飼い主さんの左側にワンちゃんがつく「ヒール」と、右側につく「サイド」の教え方をご紹介いたします。

「ヒール」を教える:誘導して人の左につける

まずは、両手にご褒美を持ち誘導する手とご褒美をあげる手を区別しましょう。(区別することによって、手にご褒美を持たなくとも、手で誘導できるように教えます。

右手に持ったご褒美を正面にいるワンちゃんの鼻先に持っていき、飼い主さんの後ろを回るように手を動かして誘導します。そして、背中の後ろで誘導する手を右手から左手に切り替えるとスムーズに誘導できます。左側についた時点で、褒めながら、右手でご褒美を挙げましょう。

※注意点
・手の動きはいつも同じ動きを心がける
・手の動き以外の動きは出来るだけしないように気を付ける
・ご褒美はワンちゃんが飼い主の左側であげる正面ではあげない)

ハンドサインで左側に来るようにする

Step1を繰り返し行うと、誘導する手にご褒美を持たなくても、手の動き(ハンドサイン)でヒールが出来るようになります。また、ワンちゃんは飼い主さんの左側に移動すると良いことがあると学習し、Step1のように誘導する手を切り替えなくても、スムーズに左側に移動するようになります。 以下の写真のように、右手を背中の方へ回すようなハンドサインで出来るようになるまで、繰り返し練習しましょう。

もしご褒美を持たないとヒールが出来ないのであればStep1に戻って練習を行いましょう。出来ないことを何度も行って失敗を繰り返してしまうと、ワンちゃんも混乱してしまうので、初歩に戻って成功を繰り返すことがポイントです。

言葉と行動を結びつける

Step2で教えたハンドサインでヒールが出来るようになったら、最後に言葉を教えます。ワンちゃんに言葉を教えるには、
「言葉(ヒール) ⇒ ハンドサイン ⇒ 人の左につく ⇒ ご褒美」
の手順で教えます。
はじめは、言葉を発した直後にハンドサインを出し、ワンちゃんが左についたらたらご褒美をあげます。それから徐々に言葉からハンドサインまでの時間を延ばしていきます。するとワンちゃんは、言葉と人の左につく行動を結びつけるようになり、「ヒール」という言葉だけで行動を起こすようになります。

①言葉 → (0.5秒) → ハンドサイン → 人の左につく → ご褒美
②言葉 → (1秒) → ハンドサイン → 人の左につく → ご褒美
③言葉 → (1.5秒) → ハンドサイン → 人の左につく → ご褒美
④言葉 → (2秒) → ハンドサイン → 人の左につく → ご褒美
⑤言葉 →  人の左につく → ご褒美

人の右につく「サイド」を教えてみよう

「サイド」の教え方は、Step1~3の「ヒール」の教え方を左右逆にしたものです。ワンちゃんがしっかりと「ヒール」を理解した後に教えると、混乱することもなく、スムーズに教えることが出来るでしょう。

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