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「ワンちゃんと楽しむトリック~ラウンドを教えてみよう~」

ペットとの生活

ドックトレーナー直伝! しつけのコツ

第35回「ワンちゃんと楽しむトリック~ラウンドを教えてみよう~」
2014/02
第35回 講師 鈴木 拓真先生
鈴木 拓真先生
鈴木 拓真(すずき たくま)
犬のしつけ方教室スタディ・ドッグ・スクール®(麻布大学との共同事業)
神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71 麻布大学内 TEL:(042)-712-9148
■ドッグトレーナー
麻布大学 獣医学部 動物応用科 卒業
JAPDT:NPO法人日本ペットドッグトレーナーズ協会 所属

トリックを教えることは、飼い主にとってもワンちゃんにとっても楽しい時間です。ワンちゃんに教えることが出来たときは達成感がありますし、覚えの速さにびっくりするなんてこともあります。ワンちゃんも人と一緒に何かを行うことで喜びを感じますし、犬という動物の優れた能力を活用する素晴らしい機会だともいえます。
そこで今回は、ワンちゃんが飼い主の周りを一周回る「ラウンド」というトリックの教え方を紹介します。どんなワンちゃんでも簡単に教えることが出来ますので、ぜひチャレンジしてみましょう!

誘導で一周回る行動を教える

まずは、両手にご褒美を持ち誘導する手とご褒美をあげる手を区別しましょう。(区別することによって、手にご褒美を持たなくとも、手で誘導できるように教えます。)

右手に持ったご褒美を正面にいるワンちゃんの鼻先に近づけ、人の背中を回すように手を動かしましょう。そして背中まで誘導することが出来たら、誘導する手を左手にスイッチし、人の正面に来るようにします。一周回って正面に来た時点で、褒めながら、右手でご褒美をあげましょう。

ハンドサインで行動が出来るようにする

Step1を繰り返し行うと、誘導する手にご褒美を持たなくても、手の動き(ハンドサイン)だけでラウンドが出来るようになります。また、ワンちゃんは人の後ろを回って正面に移動すると良いことがあると学習し、Step1のように誘導する手をスイッチしなくても、スムーズに移動してきます。
以下の写真のように、右手を背中の方へ回すようなハンドサインだけで出来るようになるまで、繰り返し練習しましょう。

Point! 日頃の対応として気を付けること

もしご褒美を持たないとラウンドが出来ないのであればStep1に戻って練習を行いましょう。出来ないことを何度も行って失敗を繰り返してしまうと、ワンちゃんも混乱してしまい何をすればよいのかがわからなくなってしまいます。そのようなときは、初歩に戻って成功を繰り返すことがポイントです。

言葉と行動を結びつける

ハンドサインでラウンドが出来るようになったら、最後に言葉を教えます。ワンちゃんに言葉を教えるには、 「言葉(ラウンド) ⇒ ハンドサイン ⇒ 一周回る ⇒ ご褒美」 の手順で教えます。 はじめは、言葉を発した直後にハンドサインを出し、ワンちゃんが一周回って正面に来たら褒めてご褒美をあげます。それから徐々に言葉からハンドサインまでの時間を延ばしていきます。するとワンちゃんは、言葉と一周回る行動を結びつけるようになり、ハンドサインを出さなくても「ラウンド」という言葉だけで行動を起こすようになります。

※ワンちゃんに言葉を教えるときの注意点
・教える言葉は何度も連呼せず、1回だけ言う
  →何度も言葉を言わないと出来なくなります。
・言葉を言うとき、出来るだけ体は動かさない
  →言葉ではなく体の動きがサインとなって一周回るようになってしまいます。

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