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ジャック・ラッセル・テリアについて

ジャック・ラッセル・テリアは品種としては比較的新しく、日本でよく見られるようになったのもここ20年くらいのことですが、今では日本のテリアの人気ナンバーワンともいえるポジションになっています。小さな体からあふれ出すエネルギーは、ドッグスポーツなどでも人目を引く存在です。

ジャック・ラッセル・テリアの歴史

ジャック・ラッセル・テリアは、1800年代にイギリスのデヴォン州に住んでいたジョン・ラッセル(ジャック・ラッセル)牧師がキツネ狩りのための優れた狩猟犬を作ろうとしたのが始まりとされています。

キツネの巣穴に潜り込んで追い立てることを目的に、小柄で活動的な性格で、キツネと間違えないような白い毛色の犬を作るためにフォックス・テリアやブラック・アンド・タン・テリアなどを掛け合わせて作っていきました。

しかしはじめは狩猟能力だけを重視していたため、容姿にばらつきがあり、なかなか品種として固定されることはありませんでした。

その後、イギリスで容姿を重視して繁殖が行われ、1990年にパーソン・ラッセル・テリアとしてこの犬種が公認されるようになりました。

そして一部の犬はオーストラリアに渡り、ウェルシュコーギー・ペンブロークと交配してパーソン・ラッセル・テリアよりも短足で性格が穏やかなジャック・ラッセル・テリアとなり、2003年に国際畜犬連盟に公認されることとなりました。

アメリカンケンネルクラブでは2012年にラッセル・テリアとして登録が行われており、このころから日本でも人気が徐々に上がってきました。

ジャック・ラッセル・テリアのサイズと体形

活動的な猟犬ではありますが小型犬に分類され、オス・メスで体格に差はなく、体高は25~30㎝、体重は5~6㎏を標準としています。様々な犬種を交配して作られているので、それよりも小さい場合も大きくなる場合もあります。

猟犬のときは握りこぶし一つ分の長さで断尾が行われていましたが、今は行わないことのほうが多いようです。テリアらしいボタン耳(耳の穴をふさぐような半立耳)で小さめの頭、黒い鼻、筋肉質でがっちりとした体つきをしています。

パーソン・ラッセル・テリアもよく似た顔つきをしていますが、もう少し足が長く、体高は35㎝前後になります。

ジャック・ラッセル・テリアの毛色と毛質

ジャック・ラッセル・テリアの毛色はホワイトのベースに黒、タン、レモンのマーキングが頭部、胴体に入っているのが一般的ですが、ホワイトの単色やトライカラー(白、茶、黒の三色)も見られます。

毛質は固く、短毛のスムース、長毛と短毛が混じっているブロークン、長めの剛毛のラフ、の3種類があります。ブロークンとラフではテリアらしい剛毛を維持するためにトリマーによるプラッキング(長い毛を抜いて整えるグルーミング法)が行われることもありますが、定期的なトリミングは必要ありません。

普段のお手入れはコミュニケーションを兼ねてブラッシングを毎日行ってあげましょう。

ジャック・ラッセル・テリアの特徴

もともと獲物を追い立てる猟犬なので、とにかく元気いっぱいでパワフルです。運動不足はストレスになるので、毎日の十分な散歩に加えて、宝探しなどの頭を使うゲームもしながらエネルギーを発散させてあげましょう。

また、動くものを追いかける本能が強いので、小動物と一緒に飼うことはお勧めしません。噛むことが好きで顎の力も強いので、家の中のものを破壊されないように噛んで遊ぶことのできるおもちゃを与え、子犬のときから噛んで良いものといけないもののしつけをしっかりとしておきましょう。

また、興奮したり要望があるときには良く吠えるので、無駄吠えをしないしつけも必要です。

ジャック・ラッセル・テリアの食事

非常に活動的な犬なので十分な食事量が必要ですが、一方でやや太りやすい傾向もあるため、あらかじめ一日の食事量をきちんと決めておきましょう。

激しく動き回って関節疾患を発症することも多いので、グルコサミンなどの関節成分が配合されたフードもおススメです。おやつにはガム系のものを与えれば、噛むことでストレス発散にもなります。

まとめ

見た目も可愛らしい小型犬ですが、猟犬の血を濃く残しており、決して初心者向けのペットとは言えません。しかし、底抜けの明るい性格と尽きることのない体力は、一緒にアウトドアやスポーツを楽しみたい人にはぴったりのパートナーになるでしょう。

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