もしかして運動不足?愛犬の散歩が大切な理由
ワンちゃんにとって、散歩は単に体を動かすだけの“運動の時間”ではありません。外の空気に触れ、さまざまなにおいを嗅いだり、他の犬や人とすれ違ったり、五感を使って多くの刺激を受ける大切な時間です。とはいえ、天候や季節によって散歩ができない日が続く時期もありますよね。エネルギーが余った状態が続くと、ストレスがたまり、問題行動や体調不良を引き起こすことも。そんなときは、代わりに室内で遊ぶと運動不足やストレスの解消につながります。
運動不足の犬が見せるサイン
ワンちゃんは「もっと体を動かしたい!」と言葉で伝えることはできませんが、運動不足のときは行動やしぐさにサインが表れます。以下のような様子が見られるときは、運動が足りていない状態かもしれません。
- よく吠える・音に敏感になる
- 外への刺激に敏感になり、落ち着きがなくなるワンちゃんも少なくありません。吠えることが増える他、普段なら気にしない音に反応しやすくなることがあります。
- いたずらが増える
- 刺激が足りず、手近な物に意識が向かうことがあります。家具をかじる、物を引っ張り出す、といった行動も運動不足のサインとして見られます。
- 部屋の中を歩き回る・走り出す
- 同じ空間を行ったり来たりする行動は、体力が余っているときによく見られる兆候です。エネルギーの発散方法を探している状態といえるでしょう。
- 体重の増加・動きが鈍くなる
- 散歩量が少ないと、少しずつ体重が増えてしまうことも。体型や動きの変化は、早期にチェックしたいポイントです。
- 寝つきが悪い・夜中に起きる
- 日中に十分に活動できていないことで眠りが浅くなる場合があります。体や頭をしっかり動かし、適度に疲れさせることが、睡眠の質の向上につながります。
おすすめの室内遊び・5選
飼い主さんにも負担が少なく、スペースがあればすぐにできる遊びを5つご紹介します。
- ノーズワーク(鼻を使う遊び)
- タオルやコップの下におやつを隠し、においをたどって探す遊びです。嗅覚を使う遊びは短時間でも満足度が高く、興奮しすぎないのもメリットです。
- 引っ張りっこ
- ロープやタオルの端を愛犬にくわえさせ、反対側を飼い主さんが引っ張ります。終了時は「離せ」の合図をし、離したらすぐに褒めてあげましょう。
- 室内版“もってこい”ゲーム
- ぬいぐるみや柔らかいボールを投げて、愛犬がキャッチする遊びです。廊下など一直線の空間があるとやりやすいですが、狭いスペースでも工夫すれば楽しめます。
- トンネル遊び(くぐる遊び)
- バスタオルや毛布を椅子にかけてトンネルを作り、反対側から呼んでくぐらせるシンプルな遊びです。テーブル下やソファの隙間などを利用してアレンジしてあげると楽しさの幅も広がります。
- ミニサーキット遊び
- “小さな段差を越える→くぐる→おすわり→おもちゃを追う”など、複数の動きをつなげてコースを作ります。頭と体をバランスよく使うため達成感があり、短時間でも満足してくれます。
愛犬と室内で遊ぶときの注意点
室内遊びは手軽ですが、環境づくりや安全面への配慮も大切です。また、無理なく続けるためには、飼い主さんが頑張りすぎない遊びを取り入れることもポイント。家の状況やその日の気分で楽しめる遊びを選びましょう。
- 滑りやすい床はマットを敷く
- フローリングにはタイルカーペットやジョイントマットを敷くと、転倒や足腰への負担を防ぐことができて安心です。
- 誤飲に気を付ける
- 電池、つまようじ、紙屑などが落ちていないか事前に確認します。小さなおもちゃや壊れやすいものは片付けておきましょう。
- 興奮しすぎないよう休憩を入れる
- 「短時間×複数回」の遊びでも十分満足してくれます。5〜10分ごとに休憩を挟むと、犬も落ち着いて楽しめます。
- 温度管理・換気を忘れずに
- 体温が上がりやすい時期はこまめに水分補給をしましょう。暖房や冷房の風が直接当たらないようにし、定期的な換気も必要です。
- おやつのあげすぎに注意
- 室内遊びは散歩に比べて運動量が少ないため、カロリー過多にならない工夫が必要です。ごほうびとしておやつをあげる場合は、「小さめにちぎる」「いつものフードの一部を取り分ける」など量を調整しましょう。
まとめ
外に出られない日も、室内遊びを工夫することで愛犬のストレス発散や運動不足解消につながります。今日からできる遊びを取り入れて、ワンちゃんと一緒に楽しい時間を過ごしてくださいね。



