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栄養学の基礎知識

脂肪について

脂肪について
2012/07
脂肪というと、つい悪者に捕らえられがちですが、脂肪はエネルギーを生み出すのに非常に大切な栄養です。脂肪酸1グラムあたり9キロカロリーものエネルギーを生み出すことができ、これはたんぱく質や炭水化物の約2倍にもなります。
通常脂肪は食事として摂取されると、消化酵素によって脂肪酸とグリセロールに分解され、体温の維持や体を動かすためのエネルギーになります。そして使いきれなかった分は体内に中性脂肪として貯蔵され、足りなくなった時にはそこから補充されるようになっています。
また脂肪は、細胞一つ一つを包んでいる”細胞膜”の重要な成分であり、血液やホルモン、神経を造るときにも欠かせない原料の一つとなっています。
さらに、ある種のビタミンは脂溶性といって、脂肪に溶け込むことによって体内に吸収されるため、脂肪の適切な量の摂取は常に必要なのです。

成犬で必要な最低量は食事量の約5%、成猫で必要な最低量は食事量の約9%であり、成長期にはさらに多くの量が必要になります。

脂肪は脂の多い魚や肉、乳製品(バター、生クリーム、チーズなど)、ナッツ類などに多く含まれますが、その中でも体内のコレステロールを下げ、正常な生理機能を維持する脂肪と言われる必須脂肪酸はオリーブオイルやコーン油、マグロやいわしなどの魚に多く含まれています。特に魚に含まれる必須脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は悪玉コレステロールを下げ、健康維持に欠かせない栄養素として最近特に注目を浴びています。