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ペットとの生活

ドックトレーナー直伝! しつけのコツ

愛犬と楽しむトリック「スルー」を練習してみよう!

第11回 愛犬と楽しむトリック「スルー」を練習してみよう!
2012/02
第11回 講師 岡本 雄太 先生
岡本 雄太 先生
岡本雄太(おかもとゆうた)
犬のしつけ方教室 スタディ・ドッグ・スクール®(麻布大学との共同事業)
神奈川県相模原市中央区淵野辺1-17-71 麻布大学内 TEL:(042)-712-9148
■ドッグトレーナー
(JAPDT事業企画実行委員、麻布大学の介在動物学研究室共同研究員)
動物人間関係学の分野で博士号。
JAPDT:NPO法人日本ペットドッグトレーナーズ協会

「スルー」とは、ワンちゃんが飼い主さんの足の間をくぐりながら、8の字に歩くトリックです。
ドッグダンスなどのでもよく使われる技に一つで、このトリックができるようになると、ワンちゃんとの遊びの幅も広がります!
今回は、“スルー”というコマンドで、ワンちゃんが8の字歩きができるようなトリックを紹介します。

足のあいだをくぐる練習をしてみよう!

片方の足を前に出して足を開き、ワンちゃんの反対側にご褒美を見せます。
ワンちゃんがご褒美に誘導されて足の間をくぐったら、褒めながらご褒美をあげます。

逆の足のあいだをくぐる練習をしてみよう!

Step1ができたら、続けて逆の足を前に出して足を開き、同じように犬の反対側にご褒美を見せ、足をくぐったらご褒美をあげます。
初めは人の方が連続して足を開くのが難しいですが、慣れてきたらStep1とStep2を続けてできるように練習してみましょう。

「スルー」のコマンドを結びつけよう!

誘導するだけでStep1とStep2をスムーズにできるようになったら、くぐっている最中に“スルー”と言葉をかけてみましょう。
この練習を何度か行ったらご褒美の誘導を無くし、足を開いてコマンドをかけてみます。
もし犬が何の反応も示さなかったらもう一度、ご褒美で誘導しながら練習します。
最終的に、誘導をしないでコマンドだけでくぐれるようになったら成功です!
コマンドだけで「スルー」ができた時も、必ずご褒美をあげましょう!