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ワンちゃんの基礎知識[犬図鑑]

ポメラニアンについて

第5回 ポメラニアンについて

ポメラニアンはいつの時代でも人気上位10位以内に必ず入っており、かつてはヨークシャーテリア、マルチーズと並んで“お座敷犬御三家”の一角を担っていました。ふわっふわの毛並につぶらな瞳、抱っこするのにちょうどいい大きさは、正に“生きているぬいぐるみ”ですよね。

ポメラニアンの歴史

ポメラニアンという名前はドイツとポーランドの国境にまたがる“ポメラニア地方”が 原産であることに由来します。もともとはスピッツやサモエドなどに近い使役犬で、 毛色もホワイトのみ、大きさも10㎏近い中型犬でした。それが愛玩犬として徐々に 人気が上昇し、特に18世紀にイギリスに渡り、ビクトリア女王が熱心に 繁殖するようになってから小型化の品種改良がおこなわれ、王侯貴族の間で 人気犬種となりました。このときにホワイト以外のブラックやレッドの毛色も生まれたと言われています。
その後、1900年にはアメリカで一犬種として公認され、 国際畜犬連盟に登録されてからアメリカの特に都心部で人気犬種となりました。
1998年に犬種のスタンダード分類が改定されたとき、ポメラニアンは日本犬やスピッツ、キースホンドと並ぶ“スピッツ(鼻の尖った犬)&プリミティブタイプ(原始的な犬)”のカテゴリーに分類されています。

ポメラニアンのサイズ

ふさふさのしっぽが背中に乗っていて被毛が立ちあがっているので、 実際よりも大きく見えることがありますが、一般に体高が 20センチ±2センチ、体重は1.8~2.3㎏を理想としています。 ただ、もともと中型犬だったことからこれよりも大きくなる個体もいるようで、 5kg近いことも珍しくはないようです。
多少大きくても一般家庭のペットで飼うには何の問題もありません。

ポメラニアンの毛色と種類

かつてポメラニアンと言えばオレンジでしたが、最近ではブラック、ホワイト、クリームも一般的に見られるようになりました。 また、さらにブラウン、チョコレート、レッド(オレンジよりもやや暗い茶色)、オレンジセーブル(茶色の濃淡がある)、ウルフセーブル(グレーに黒い差し毛)、ビーバー(濃いベージュ)、ブルー(灰色)、パーティーカラー(白と黒などの多色)、ブラック・タン(黒地に茶色)など多様な毛色が今では認められています。
ただし、マール(大理石模様)は遺伝疾患を持っていることがあるため、繁殖は禁止されています。
下毛は年に2回生え変わり、そのたびに抜け毛が大量に発生するので毎日のブラッシングは欠かせません。

ポメラニアンの特長

基本的に快活で遊ぶことが大好きです。
また飼い主に対して忠誠心が強く、家族をとても大切にします。
やや飼い主に対して依存度が高く、繊細な面を持っているため、 知らない人や新しい環境に対して攻撃的な反応を示すこともありますが、 とても賢いのできちんとしつけをすれば問題ありません。

ポメラニアンの食事

毛がふわふわしているので本当の骨格がわかりにくいかもしれませんが、 体に対して手足が細く関節が弱いことがあるので、 太らせないように気をつけなければなりません。
食事の量は常にチェックし、おやつをあげすぎないようにしましょう。 また、ポメラニアンの魅力は被毛の豊かさなので、 良質のたんぱく質を豊富に含んだフードを選ぶようにしましょう。
口がとがっていて歯が小さいので、大きな粒のドライフードや 固いものはあまり得意ではありません。

まとめ

ポメラニアンは最近になって“テディベアカット”や“ライオンカット”などが行われるようになり、
新たな魅力が再認識されています。
顔周りを丸く刈り込んだポメラニアンは確かにぬいぐるみのような可愛らしさです。
しかし、もともとポメラニアンはトリミングが必要な犬種ではないので、毛が再び伸びるのに時間がかかります。
カットの仕方はトリマーさんと十分話し合ってから行ってくださいね。